老犬介護の手作りご飯で大活躍するのがすり鉢です。 ふやかしたドッグフードやゆでるなど調理をした肉や野菜を愛犬の好みに合わせてすりつぶすことができます。
老犬はそれまで食べていても、すぐに好みが変わったり、飽きたり、飲み込む力のあるときや無いとき、日々体調が変わります。愛犬の体調に合わせて、やわらかめ、少し硬めなど、すり鉢だと様子を見ながら少量を作ることができるのでおすすめです。
特に肉をすりつぶすと、肉同士がくっつく性質がありますのでまとまりやすく、飼い主さんが一つづつ手でまとまりを作り、与えることができます。
体調により水分を調節すれば愛犬も飲み込みやすく、口元も汚れにくい介護食になりますよ。
犬のご飯を毎日手作りする時間はないけど、体に良い手作りご飯を愛犬にあげたい飼い主さんは、冷凍の手作り、フレッシュフード「ペトコト 」があります。
栄養バランスも良く、おすすめ。
詳しくは関連記事をご覧ください。
「すり鉢」の大きさは愛犬の食べる量に合わせて
すり鉢の大きさは愛犬の食べる量に合わせたもの、老犬なので、少し小さめが使いやすいです。
小型犬なら人間の赤ちゃんの離乳食をつくるくらいの大きさ、直径15㎝前後が使いやすいと思います。
ホームセンターが近くにあれば、販売されていると思いますが、ネットで探すと、Amazonでも1,650円、すりこ木付きで販売されていました。
↓
すり鉢を使った老犬介護食のレシピ
レシピというほど大げさなものではありませんが、うちでよく食べているものをご紹介します。
材料は鶏肉(ささみ/ムネ/モモ)鶏肉をゆでたもの野菜(かぼちゃ/サツマイモなど)をゆでたもの肉に対して最大5分の1程度を用意します。
材料をすり鉢の中に入れ、好みの加減にすります。 固く仕上がって愛犬が飲み込みにくい時は、肉の湯がき汁を足して好みのやわらかさに調節します。
野菜は元気な時に好んで食べていた野菜を使っても大丈夫です。
まとめ
老犬の介護に手作りご飯、すり鉢を使ったご飯は肉がかなり多めの分量になっています。
犬は本来肉食で、たんぱく質を多く必要とする動物です。
基本はたんぱく質主体で、ほんの少し野菜を付け加える程度です。 人間と違い、ビタミンCは体の中で作られる仕組みになっていますので、手作り食では良質なたんぱく質を補うと考えてください。
特に老犬は選り好みするようになるので、甘みのある「かぼちゃ」や「さつまいも」など好みの味にしながら、たんぱく質を摂るようにするのがおすすめです。
シンプルで簡単、アレンジは愛犬の好みに合わせて自由自在に作ることができますので、是非、飼い主さんのアイディアを「すり鉢」に入れて手作りしてあげてください。
体調によっては今まで食べていたのに、食べない時も出てきますが、すり鉢で少量作れば、飼い主さんの負担も少なくてすみます。
体調が良くなれば、また食べてくれますので、気持ちを楽に老犬さんのご飯をアレンジしてみてください。
関連記事