老犬(シニア犬)になると、これまで食べていたドッグフードが「硬くて食べにくい」と感じる子が増えてきます。
そんなときに選ばれているのが、
・ウェットフード
・半生タイプ(ソフトフード)
・ドライフードをふやかす方法

ただし、それぞれ柔らかさや栄養バランス、向いている犬が違うため「どれを選べばいいのか迷う」という声も多くあります。
この記事では、シニア犬に合う柔らかいドッグフードの種類とおすすめ商品を比較しながら、わかりやすく解説します。
シニア犬に合う柔らかいドッグフードを比較【目的別に選べます】
どれを選べばいいか迷う方は、まずここをチェックしてください。
| 種類 | 商品名 | 柔らかさ | 特徴 | 向いている犬 |
| ウェット | ペトコトフーズ |
◎ | フレッシュフード・高栄養 | 食欲が落ちた老犬 |
| ウェット | ココグルメ |
◎ | 国産・無添加 | 安心重視の飼い主 |
| ウェット | カナガン(ウェット) | ◎ | 高タンパク・食いつき良い | 食いつき重視 |
| 半生 | Yum Yum Yum! |
○ | 香りが強く食いつき良い | 軽い食欲低下 |
| 半生 | もっとやさしい 馬肉&ポテト | ○ | 低脂肪・消化に配慮 | お腹が弱い犬 |
| 半生 | ピオラ | ○ | 無添加・国産 | 口からこぼしやすい犬 |
| ドライ+ふやかし | モグワン シニア | ○(調整可) | 栄養バランスが良い | 健康維持したい犬 |
| ドライ+ふやかし | K9ナチュラル | ○(戻す) | フリーズドライで高栄養 | 栄養重視 |
| ドライ+ふやかし | ドッグフード工房 |
○(ふやかし可) | 無添加・自然派 | 添加物を避けたい |
主なフードの価格目安(1日あたり)

価格も気になる飼い主さんのために、目安をまとめました。
- ペトコトフーズ:約400〜700円
- ココグルメ:約300〜600円
- カナガン(ウェット):約300〜500円
- Yum Yum Yum!:約200〜350円
- もっとやさしいフード 馬肉&ポテト:約250〜400円
- ピオラ:約180円〜650円
- モグワン(シニア用):約200〜350円
- K9ナチュラル:約400〜800円
- ドッグフード工房:約200〜350円
※1日あたりの価格は、体重5kg前後の小型犬を基準にした目安です。
小型犬の場合は比較的続けやすい価格帯ですが、大型犬はコスト面も考えて選ぶのがおすすめです。
シニア犬に合う柔らかいフードの種類
ウェットフード

ウェットフードは水分量が多く、最も柔らかいタイプのドッグフードです。
噛む力が弱くなった老犬でも食べやすく、食欲が落ちているときでも食いつきが良いのが特徴です。
水分をしっかり摂れる点はシニア犬にとって大きなメリットですが、カロリー密度がやや低めになる場合もあります。 そのため、食事量が少ない犬や体重が落ちてきている場合は、必要に応じてサプリメントなどで栄養を補うことも検討すると安心です。
半生ソフトフード

半生タイプのドッグフードは、柔らかさと栄養バランスのバランスが取れているのが特徴です。
ウェットほど柔らかくはありませんが、香りが強く食いつきが良いため「少し食欲が落ちてきた」段階のシニア犬に向いています。
ふやかしやすいドライフード

ドライフードをぬるま湯でふやかす方法は、栄養をしっかり確保しながら柔らかさを調整できるのがメリットです。
柔らかさを自由に変えられるため、老犬の状態に合わせやすく、コスト面でも続けやすい方法といえます。
老犬のドッグフードのふやかし方のコツ
老犬にドライフードを与える場合は、そのままでは硬くて食べにくいことがあるため、ぬるま湯でふやかしてあげるのがおすすめです。
ふやかすことで香りが立ち、食欲が落ちている犬でも食べやすくなるほか、水分補給にもつながります。
ただし、一般的なドライフードはしっかりふやかそうとすると時間がかかるものが多く、完全に柔らかくなるまで30分以上かかる場合もあります。

この記事で紹介しているドッグフードは、比較的ふやかしやすいタイプのため、短時間でも食べやすい状態にしやすいのが特徴です。
やり方を間違えると食べにくくなったり、逆に食いつきが悪くなることもあるため、ポイントを押さえておくことが大切です。
特に冬場や食欲が落ちている時期は、ふやかすだけで食べる量が増えることもあります。
ドライフードが少し食べにくそうで、やわらかくすると食べやすくなるシニア犬には、これまでのフードを変えるよりも、まずはふやかしから試してみるのがおすすめです。
シニア犬に合う柔らかいフードの選び方
柔らかいドッグフードといっても、ウェット・半生・ふやかしと種類があり、それぞれ向いている犬の状態が異なります。
大切なのは「とにかく柔らかいものを選ぶ」のではなく、今の愛犬の状態に合ったタイプを選ぶことです。 食欲の低下、噛む力、体調などを総合的に見ながら選ぶことで、無理なく食事を続けることができます。
- 食欲が落ちている → ウェットフード
- 歯やあごが弱くなってきた → 半生 or ふやかし
- 栄養バランスをしっかり保ちたい → ふやかしフード
また、シニア犬は水分不足になりやすいため、水分がしっかり摂れるかどうかも重要なポイントです。 食べやすさと栄養、そして水分補給のバランスを意識することで、無理なく続けられる食事につながります。
シニア犬におすすめのウェットフード
ウェットフードは水分量が多く、食欲が落ちている老犬でも食べやすいのが特徴です。
「最近食べる量が減ってきた」「硬いフードを残すようになった」という場合は、まずウェットフードから試してみるのがおすすめです。
ペトコトフーズ

ペトコトフーズは、食材本来の形が残ったフレッシュタイプのドッグフードです。
加熱しすぎない調理方法で栄養が保たれており、シニア犬でもしっかり栄養を摂りたい方に向いています。食いつきも良く、「今までのフードを食べなくなった」という犬でも食べてくれるケースが多いのが特徴です。
ココグルメ
ココグルメは国産・無添加にこだわったウェットフードで、安心して与えやすいのが魅力です。
保存料や香料を使わず、素材そのものの香りで食欲を引き出すレシピになっているため、添加物が気になる方にも選ばれています。
カナガン(ウェット)
カナガンのウェットフードは高タンパクで、しっかり食べて体力を維持したいシニア犬に向いています。 香りが強く食いつきが良いため、「とにかく食べてほしい」というタイミングでも使いやすいフードです。
- 食欲が落ちている
- 噛む力が弱くなっている
- 水分をしっかり摂らせたい
シニア犬におすすめの半生(ソフト)ドッグフード
半生タイプのドッグフードは、ウェットほど柔らかくはないものの、ドライよりも食べやすく、栄養バランスも取りやすいのが特徴です。
ドライフードが少し食べにくそうで、ほんの少しやわらかい方が進んで食べる状態のシニア犬に向いています。
Yum Yum Yum!
Yum Yum Yum!は香りがよく、食いつきの良さに定評があるドッグフードです。
ドライフードを口に入れてもポロッと出してしまったり、遊んでしまったりと、「食べないわけではないけれど進んで食べない」状態のシニア犬に向いています。
ソフトタイプにすることで食べやすくなり、食事がスムーズに進むようになることもあります。
もっとやさしいフード 馬肉&ポテト
馬肉とポテトをベースにした低脂肪レシピで、消化に配慮されているのが特徴です。 お腹が弱くなってきたシニア犬や、食後に負担をかけたくない場合に向いています。
ピオラ グレインフリー ソフトチキン ドッグフード
ピオラは、超小型犬にも食べやすい極小粒タイプの半生ドッグフードです。
シニア犬になると、ドライフードを口に入れてもポロッと落としてしまったり、食べるのに時間がかかることがあります。
ピオラは小粒でやわらかいため、普通サイズのドッグフードが食べにくそうになってきた犬にも合わせやすいフードです。
「まだ食べないわけではないけれど、以前より食べづらそう」「少しやわらかい方が食べやすそう」そんな初期の変化が出てきたシニア犬にも向いています。
半生タイプなので香りも感じやすく、食欲が少し落ちてきた犬にも使いやすいのが特徴です。
シニア犬におすすめ ふやかしやすいドライフード
ドライフードをふやかす方法は、柔らかさを調整しながら栄養もしっかり確保できるのが大きなメリットです。 コスト面でも続けやすく、長く食事管理をしていきたい方に向いています。
モグワン(シニア向け)
モグワンにはシニア犬向けに作られた「シニア用」があり、年齢による変化に配慮したレシピになっています。
従来の成犬用モグワンも品質の高いドッグフードですが、シニア犬の場合は消化機能や代謝が落ちてくるため、より負担に配慮されたシニア用を選ぶ方が安心です。 シニア用は、たんぱく質や脂質のバランスが調整されており、体重管理や内臓への負担を考えながら栄養をしっかり摂れるのが特徴です。 また、ぬるま湯でふやかすことで柔らかさを調整できるため、「しっかり栄養を取りつつ食べやすくしたい」シニア犬にも向いています。
K9ナチュラル
K9ナチュラルはフリーズドライ製法で作られており、水で戻すことで柔らかくして与えることができます。
栄養価が非常に高いため、体力を維持したいシニア犬や、食事量が減っている犬にも向いています。
ドッグフード工房
ドッグフード工房は無添加で素材の質にこだわったドッグフードです。 ふやかして与えることで消化しやすくなり、体への負担を抑えながら食事を続けることができます。
- 栄養をしっかり取りたい
- 長く続けやすい方法を選びたい
- 状態に合わせて柔らかさを調整したい

シニア犬の食事は、柔らかさだけでなく「栄養バランス」や「体調に合っているか」も大切です。
まとめ

シニア犬になると、これまで問題なく食べていたドッグフードでも、硬さが原因で食べにくくなることがあります。
そんなときは、今までのフードを食べさせるのではなく、ウェットフードや半生タイプ、ドライフードをふやかすなど、愛犬の状態に合った「やわらかい食事」に変えてあげることが大切です。
食欲が落ちている場合はウェットフード、少し食べにくそうな様子がある場合は半生タイプ、しっかり栄養を取りたい場合はドライフードをふやかすといったように、状態に合わせて選ぶことで、無理なく食事を続けることができます。
「最近少し食べにくそうかも」と感じたタイミングが見直しのサインです。愛犬の様子をよく観察しながら、今の状態に合ったフードを選んであげてください。
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