老犬介護のサークル代りにベビーや幼児用のビニールプールを使うと粗相の始末も楽、壁は柔らかいので愛犬の怪我も防ぐことができて、おすすめです。
四角いビニールプールはベッドやクッションを置いてケージ代わりに、円形のビニールプールは徘徊やグルグル歩き回る「グル活」など運動用に使えます。
先ず、粗相をした時に床やカーペットを汚さずビニールプール内で収まるので、楽にふき取りができます。方向転換できない老犬や筋肉が落ちてよく転ぶようになった老犬には壁にクッション性もあり安全です、また、時間関係なくグルグル歩き回るグル活には円形のビニールプールを使うと、飼主さんがづっとついていなくてもプールの中で運動が可能になります。

目放しが少しできるだけで楽ですよね。
ビニールプールなのでコツンと当たっても怪我をすることがありません。
老犬介護に使うビニールプールは、選び方にポイントがあります。
- 四角型にするか、円形にするか、
- プールの壁の高さは高い方が良いか低くても大丈夫か。
- 底の材質はビニール一枚のペタンとしたものが良いか、空気やフォームの入っているものが良いか
この記事では四角型、円形、高さ、底の材質について老犬介護用として使う場合の気を付けたい点をお知らせします。
四角型、円形、楕円形を高さごとに分けてありますので、愛犬の大きさ、元気度に合わせてお世話しやすい高さを選んでください。
四角か円形どちらにするか
ビニールプールには四角型と円形があります。数は少ないですが、楕円というのもありますので、愛犬の元気度とご家庭のスペース、を考えて選んでください。
四角型のビニールプール
老犬介護に使う場合、四角型はサークル代りにて、中にベッドやクッションを置いて寝床とトイレ、水や食事を食べる場所として使うことが出来ます。
四角だと直線の面にベッドなどを置けば、隙間が出来ずピッタリと収まります。円形のビニールプールに四角いクッションを置こうとすると、隙間が出来てしまい、老犬がその隙間に落ち込んだ場合に自力で這い上がれなくなる場合もあるので、ベッドやクッションはプールと隙間を作らない方が安心です。
老犬になってくると、角で方向転換ができなかったり、後ろに下がるということができなかったりしますので、角型は運動には不向きです。

うちのハナは四角型を使用していましたが、お留守番させて、帰宅するといつも角で止まったまま立ち尽くしていました。(それはそれで、かわいいんですけどねっ)
運動用としては円形の方が適していると思います。
円形のビニールプール
円形は老犬の運動用に使用するとグル活をする子は好きな時に歩けて、飼主さんは目離しが出来ます。ビニールプールにぶつかったとしても、柔らかいので怪我をしません。
プールの内側を歩かせる場合、底の材質はクッションの無いものの方が歩きやすいので、平らなものを選んであげてください。
楕円形というのもありますので、使い方やスペースに合わせて選んでください。
底の材質について

底にクッション材の入ったビニールプール

底が平なビニールプール
ビニールプールの底はビニール一枚のもの、空気や特殊なフォームの入ったクッション性のあるものがあります。
最近ではクッション性素材の底が多いのですが、足腰の弱った老犬にはビニール一枚ものが歩きやすいと思います。

ポコポコと凹凸のある底は足を取られやすく、歩きにくそうにします。粗相のふき取りもしにくいので、平な底のものを探したいですね。
円形ビニールプール用のマット
プールの底に敷くマットでおすすめなのが円形の洗えるペットシーツです。
直径121㎝あり、ビニールプールや八角形サークルにも使えます。
参考価格:4,380円 2枚組(Amazon prime送料無料)

ビニールプールの底に敷き詰めるマットは、「洗えるペットシーツ」の大判がおすすめです。💖
四角型、壁の高さ別リスト
壁の高さが低いと飛び出しのリスクがありますが、壁が低いと飼主さんがお世話しやすいという面もあります。愛犬の体の大きさ、元気度によって高さを選んでくださいね。
壁の高さが高くなるにしたがって、スペースは広いものになってきます。ご家庭のスペースに合わせて、壁が低ければ段ボールなどで飛び出し防止を作るなど工夫する方法もあります。
高さ:30㎝
目安:チワワ、小さめのトイプードルの老犬さん向け

うちのハナが使っていたのもこのタイプです。ハナは足が長いタイプのトイプードルだったので、まだ元気なうちは脱出している時もありました。後日段ボールなどで工夫しました。壁50㎝でこの大きさがあればなぁ、、
価格
↓
高さ:50㎝
目安:トイプードル等小型犬や小さめの中型犬の老犬さん向け
Vanowプール 長さ130cm、幅85cm、高さ50cm
壁の高さ50㎝で大きさはコンパクトなタイプ。室内に置きやすい大きさです。

気を付けたいのが、空気入れ口が特殊外国製で、日本の空気入れと口が合わない場合があります。
空気入れも販売されていますので、セットで購入するのがおすすめです。
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ビニールプールに使える空気入れ(空気を抜くこともできます)
プール ビニールプール mugenbo S,Lサイズ
サイズは2種類
高さ 60㎝
NIANTONG 長方形のプール (M(210x140x60cm)
価格
↓
円型、壁の高さ別リスト
高さ:25㎝
クリスタルベビープール 114cm×25cm
価格
↓
高さ 30㎝
Ototacam プール
空気入れの必要がなく、使わない時は折りたたんで収納することもできるので場所の移動にも便利。底面は滑りにくくなっているため滑ってケガをする心配がありません。
サイズ:120×30㎝
口コミ
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Amazonより
価格
↓
ドウシシャ ビニールプール 丸形 ブルー 100 x 100 x 30 cm
価格
↓
高さ:33㎝
INTEX(インテックス) クリスタルブループール 147×33cm 58426 [日本正規品]
高さ:40㎝
Ninonly プール直径120x高さ40cm

空気入れ不要のプールです。空気を入れるタイプよりも安定性が不安な場合はプールの中にタイルカーペットなどを敷きつめて、安定させて使うのがおすすめです。
高さは40㎝あるのに直径120㎝とコンパクトです。
サイズは160㎝×40㎝もあります。
価格
LINECY (XL:120*40cm, ブルー)
壁の高さ:46㎝
INTEX(インテックス) プール サンセットグロープール 168×46cm
価格
↓
INTEX(インテックス) ソフトサイドプール 188×46cm
価格
↓
INTEX(インテックス) ソフトサイドプール の口コミ
17歳のミニチュアピンシャーを飼っており、認知からぐるぐるとアテもなく歩き続けるようになりました。
目も悪くなり家具にぶつかって危険だった為、プールを購入。
こちらの商品は床面がデコボコしておらず真っ平らなので、つまずくことがなく、歩かせるのにとても良かったです。
頭がぶつかっても柔らかいので怖く無いと本人も学習し、好き勝手に歩けて良かったようです。
ただ、側面のデコボコに鼻がつっかえてしまうと進むことが出来ず、困っているようでした。
何とか頑張って脱出していて可愛かったです笑amazonより
壁の高さ:50㎝
Vanowプール190x50cm
壁の高さ50㎝、直径190㎝と壁が高い割にコンパクトなサイズです。
介護用に室内に置くのは良いサイズです。

Vanowプールは空気穴が特殊サイズなので、日本製の空気入れが使えない可能性があります。空気入れのおすすめはプールの下に貼っています。
【空気入れのおすすめ】*空気を抜くこともできます。
楕円プール
壁の高さ 46㎝
INTEX(インテックス) オーバルプール 163×107×46cm
価格
↓
ビニールプール以外でサークル替わりになるおすすめ
円形サークル 高さ58㎝
Satisfactorily ペットサークル 【Lサイズ 】直径110cm×高さ58cm
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八角形サークル 高さ62㎝
価格
ボールプール 高さ:30㎝
ORFINA ボールプール (ブルー, L:120x30cm)
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まとめ
老犬介護にビニールプールを使うと粗相のお世話や徘徊、グル活の付き添いが楽になることが多いのでおすすめです。
ベッドやクッションを入れてサークル代りに使う場合は四角のビニールプール。
徘徊、グル活など運動に使う場合は円形のビニールプールがおすすめです。

壁の高さとスペースに合う大きさかどうか、そして底面が平らかフォームや空気が入るタイプかを確認して下さいね。
老犬介護は日々体調が代わったりしますので、グッズを買ってから、愛犬に合うように少し手を加えていく飼主さんがほとんどです。

ビニールプールを使って、少しでも介護を楽にして、限られた一緒に居られる時間を大切にしていきませんか。