老犬のオムツ、犬の介護用オムツのおすすめを7種類ランキングにしてご紹介します。
犬も年をとると膀胱にためておくことが難しく出口がゆるんできたり、認知症などがあって決められた場所でトイレができなくなってきます。また、神経や腎臓に問題があって下痢や排泄量が多くなったりする場合もあります。
愛犬も、自分の粗相で飼い主さんが困っているのはわかるものです。叱ったりしなくても、申し訳なさそうにしていませんか?🐕
愛犬がオムツをすると、飼い主も犬も衛生的に、日々過ごすことができ、介護を楽にすることができるのでおすすめです。
本記事では、犬のオムツのメリットとデメリットを解説し、年をとった老犬や犬の介護に優しい、おすすめのオムツを7品ご紹介します。
うんちもキャッチしてくれる【PEPPY(ペピイ)】のオムツ、うんぽパンツやコストを抑えたネオオムツなど、価格や特徴も比較できます。
(うんぽパンツは楽天でも販売されていますが、売り切れることがしばしばありますので、購入は【PEPPY(ペピイ)】がおすすめです)
ご家庭のライフスタイルに合わせて選んでみてはいかがでしょう。
オムツが「ずれる」「脱げる」のお悩みはコチラの記事をご覧ください
👇
犬のオムツ、老犬に必要か、メリットとデメリット
オムツの中のおしっこやうんちで皮膚がかぶれたり、犬にとってはあまり良くないのでは?と疑問に思う飼主さんへ、愛犬にオムツをはかせることのメリットとデメリットをお伝えします。
愛犬の今の状況だと「オムツ」がどれくらい必要なのか、どれくらいの時間使うと良いのか、デメリットと照らし合わせて、犬のおむつを生活に取り入れてみませんか。
知っておきたいオムツの「デメリット」
オムツかぶれ、皮膚炎、膀胱炎になることがある
オムツを長時間つけていると、おしっこやうんちでかぶれたり、皮膚に炎症がでたり、膀胱炎になる場合があります。
おしっこの量は飲んでいる薬などの影響や飲む水の量など、犬によって違いますが、オムツの中がいっぱいで溢れない程度の時間で取り替えてあげるとかぶれにくいものです。
目安は4時間~6時間程度で取り換えるのがおすすめです。
うんちはかぶれの元になるので、出来ればオムツを外しているタイミングでさせてあげたいですね。
いつも見守る訳にもいかない、留守番の時などはペピイの【うんぽパンツ】がおすすめです。外付けの袋でうんちをキャッチしてくれます。
皮膚や膀胱のトラブルを避けるには、オムツをつけない時間も作れるように、歩けるうちはサークルやビニールプールを使って愛犬がどこでおもらししても良い空間を作って見てあげることも方法です。
老犬のサークル代りにおすすめなのが「ビニールプール」です。
洗えるペットシーツを敷き詰めると、粗相の始末も楽です。
「ビニールプール」と「洗えるペットシーツ」については、関連記事をご覧ください。
👇
オムツの費用がかかる
犬用のおむつは実は人間の赤ちゃん用よりも高価です。
人間の赤ちゃん用は一枚あたり30円前後ですが、犬用は安いものでも一枚あたりSサイズで33円~200円するものもあります。
どの程度の頻度で交換できるか、お留守番は長いか、愛犬の様子は歩けるか、寝たきりかなど、愛犬の状況に合わせて、ご家庭の予算に無理のない範囲で取り入れるのがおすすめです。
人間の赤ちゃん用のパンパースなどに尻尾の穴をあけて犬用にする飼主さんもいますが、給水ポリマーが穴からはみ出したりする場合があり、一枚一枚に細かな細工が必要になってくるので、おすすめではありません。
老犬がオムツをする「メリット」
部屋が汚れない
オムツをしていると、部屋の中が汚れないので、衛生的にできるのが良いところです。
人と同じ空間で過ごしているわけですから、衛生的に生活したいですよね。
特に食事をしている時におもらしすると、一瞬でも放置できず、食事を中断しておしっこやうんちの片づけ。。 でも、おむつをしていると、食べ終わってから取り替えてあげられるので、生活が楽になります。
留守番の時は汚れてもおむつの中だけですむ
お留守番中におもらしやうんちをしても、おむつの中だけですみます。
老犬になると、踏んだり、時にはうんちの上でころんだりと、何かと汚すことが増えます。
例えば、飼い主さんが外出から帰ってきたらうんちまみれの愛犬がいて、帰宅するやいなや、大慌てで愛犬のお風呂や部屋の掃除をしなければならなかったというのは、老犬さんの家庭ではよく聞く話です。
留守番の時でも、おむつをはかせると、たとえゆるいうんちをしても、おむつを替えて、愛犬のお尻を洗うだけですみます。
「オムツかぶれ」のケアについて
お尻まわりが汚れたら洗いやすいように、小型のバリカンで毛を刈ってあげておくと清潔に保てます。
小型のバリカンがあると便利です。うちの場合はコチラのペティオのバリカンを使っていました。安全でコードレスなので使いやすかったですよ。
オムツかぶれで、水やお湯で洗った後もすっきりしない時は中性電解水をコットンに含ませて拭いた後、ワセリンを塗ってケアするのがおすすめです。中性電解水は菌の繁殖を防ぎ、ワセリンはおむつ内の糞尿をはじいてくれます。
老犬用オムツの選び方
老犬や犬の介護用のおむつ選びは、元気な子犬や成犬がお出かけやお泊り時に使うオムツとは選び方が違います。
ポイントは4つ!
1.横漏れを防ぐため、サイズがピッタリなものを選ぶ
2.うんちもキャッチする目的で、男の子も女の子用を選ぶ
3.毎日オムツを使うことを想定して、価格に無理のないものを選ぶ
4.体の負担がかからないよう、締め付けの少ないもの、サイズを調整できるものを選ぶ
愛犬のぴったりサイズを確認しよう
愛犬にぴったりのサイズのおむつは漏れを防ぎ、犬も快適に過ごすことができます。
オムツメーカーごとに適応サイズの目安や胴回りなど表示があります。同じSサイズでもAメーカーとBメーカーではサイズの規定が違う場合がありますので、チェックが必要です。
各メーカーでは3枚ほどの小さなお試パッケージを出しているところがありますので、利用するのもおすすめです。
また、老犬さんは腰が曲がってきたり、お尻まわりが痩せてきたりします。定期的におむつのサイズを見直すことも大切です。
よくあるのが、ゴワゴワしていて合わない、漏れるというものです。紙オムツの質にもよりますが、愛犬にはかせる前に飼主さんの手でよく揉んで、柔らかくしてからはかせるのがおすすめです。
うんちもキャッチする目的で、男の子も女の子用を選ぶ
老犬のオムツは、男の子の場合でもうんちをキャッチする目的で女の子用を選びます。決められた場所でトイレができなくなってきているので、うんちもおむつの中でした方が後の処理が楽にすみます。
男の子で、同じサイズの女の子用が合いにくい場合はワンサイズ上のおむつを選ぶとピッタリくる場合があるので、おすすめです。胴の長い男の子はワンサイズ上でも漏れてしまうこともあるので、マナーベルトやマナーパッドを併用しましょう。
オムツの価格は無理がないか考えよう
犬用オムツは、Sサイズで一枚40円前後~200円前後です。
オムツをメインで使っていると一日4枚程度は消費することになり、1カ月に約120枚消費します。
コスパの良いおむつを選んだり、留守番の時だけうんぽパンツを使うなど、使い分けるのもおすすめです。
体の負担がかからないよう、締め付けの少ないもの、サイズを調整できるものを選ぶ
おむつの中には、運動をする若い犬用に、しっかりフィットする作りのおむつもあります。老犬にとっては少し強いフィット感やしめつけになることもあります。
楽につけられて、何度でもつけ直しができたり、腰のギャザーの強度がソフトなおむつを選んであげたいですね。
オムツがきつい時は機嫌が悪くなったり、夜鳴きの原因になっている場合もありますので、心地よいフィット感を探しましょう。
また、夏の暑い季節は蒸れの心配もありますので、ワンサイズ大き目を付けて、通気性重視にする方法もアリです。臨機応変に、その時々の愛犬の様子を見ながら、おむつも選ぶと生活の質が上がってきます。
犬のオムツ、老犬介護用オムツのおすすめ7選
1位)うんぽパンツ Peppy ペピイ
特徴
Peppy(ペピイ)の【うんぽパンツ】は外付けされた袋で便を漏らさずしっかりキャッチしてくれるオムツです。
寝たきりや長時間のお留守番の老犬さん用に活躍します。
排便時にしっぽが上がることで袋が広がりうんちをキャッチする仕組みで、いろんな尻尾の子に対応しています。
しっぽが太い子・短い子はカットをして、しっぽが無い子もアレンジをすれば使える構造です。
評判も良く、品切れすることも度々あるため、サイズが合えば、少し多めにストックしておくことをおすすめします。
一番手に入れやすいのは【PEPPY(ペピイ)】 からの購入です。
通常購入の他、定期購入もできますので、サイズが決まっていれば定期購入の方が確実に購入できます。
(ペピイトップページより→トイレペットシーツ>犬用おむつ>うんぽパンツへお進みください。)
サイズの目安
S | ウエスト26~46cm | お尻丈11cm |
M | ウエスト34~54cm | お尻丈14cm |
L | ウエスト38~58cm | お尻丈15cm |
LL | ウエスト45~63cm | お尻丈16cm |
ネット販売
うんぽパンツは【PEPPY(ペピイ)】から直接購入する他、楽天市場、amazon、ヤフーショッピングでも取り扱いがあります。
但し、うんぽパンツはAmazonなどでは品切れしていることが多いため、【PEPPY(ペピイ)】 からの購入がおすすめです。
(ペピイトップページより→トイレペットシーツ>犬用おむつ>うんぽパンツへお進みください。)
参考価格:Sサイズ 16枚 3,190円 送料別 Peppy、楽天市場
S | 16枚 | 3,190円 (1枚あたり199円) |
M | 14枚 | 2,970円 (1枚あたり212円) |
L | 12枚 | 3,245円 (1枚あたり270円) |
LL | 10枚 | 3,960円 (1枚あたり396円) |
2位)ユニ・チャーム「マナーウェア」
特徴
ユニ・チャームはホームセンターやスーパーのペットシーツ売り場など、店舗で一番よく販売されている犬用おむつです。
店舗でお試しパックが販売されていたら愛犬に合うかどうか、サイズを試してみたいですね。
特徴は他のおむつよりも比較的柔らかく、薄手、尻尾の穴が小さめの作りになっていますが2段階に調節できるようになっています。
サイズの目安
サイズは各メーカーごとにサイズ表があります。Sサイズと表記されていても、ユニ・チャームとペティオとでは大きさに差がありますので、ご注意ください。
ユニ・チャームの公式ページにサイズの目安が載っています。男の子用と女の子用がありますが、老犬で大便もおむつで処理したい場合は女の子用を選ぶことになると思います。
→サイズ選び(女の子)|マナーウェア マーキング・そそう用-ユニ・チャーム ペット (unicharmpet.com)
ネット販売
参考価格:2,961円(税込)amazon prime会員送料無料(一枚あたり61円)
3位)コーチョー 「ネオ・オムツ」
特徴
コーチョーの「ネオ・オムツ」はスーパーやホームセンターではあまり見かけないペット用のオムツです。特徴は尾尻を通す穴が尾尻にフィットし、ロング吸収体で尻尾周りのモレをストップしてくれます。
サイズの目安
サイズの目安は以下の通りです。
他社のオムツのサイズが同じsであってもサイズ感の違うことがありますので、必ず表で確認してから購入するのがおすすめです。
ネット販売
参考価格:1,391円(税込)amazon prime会員 送料無料(1枚あたり46円)
4位)アイリスオーヤマ ペット用 オムツ パンツタイプ
特徴
ウェストのギャザーでずれにくく、何度もつけ直し可能なおむつ。
しっぽ穴の周りには吸収材があり、穴からの漏れを防ぎます。素材に少しゴワゴワ感がある点、しっぽを通す穴の位置が犬によって合う犬と合わない犬がいるようです。ゴワゴワ感が気になる場合はつける前に手でクシャクシャともんで柔らかくしてから着させると良いと思います。
穴の位置が合えば、コスパが良く、毎日使うのに無理のない価格。
サイズの目安
ネット販売
参考価格:2,727円 sサイズ 57枚入り 一枚あたり 48円
5位)P.one ペット用マナーおむつ
特徴
のびーるテープでやさしくフィットします。
おしっこすると色が黄色から青色に変わり、とりかえの目安になるのでおすすめ。
大パックを買うと、一枚あたり(大パックだと38円)の価格も抑えめで経済的です。
サイズの目安
ネット販売
参考価格:4,371円amazon prime 送料無料 (Sサイズ57枚入×2個 一枚あたり約38円)
6位)ペティオ「zuttone ずっとね」
特徴
ペティオのオムツはホームセンターなどで販売されているところが少ないので、見当たらなければネットで注文するのがおすすめです。
ペティオの犬用オムツはユニ・チャームよりも少し硬めで、ウェスト部分の伸縮が少し少なく、尻尾の穴が少し大きめです。
少し硬めの方が落ち着くワンちゃんもいますので、お試しパックで付け心地を試してみてもいいですね。価格はユニ・チャームより安価なので、続けやすいのはメリットです。
サイズの目安
サイズの目安はペティオのホームページに載っています。各メーカー、同じsサイズでも大きさが違う場合があります。
ネット販売
参考価格:1,382円(税込)amazon prime送料無料(一枚あたり69円)
7位)スタイルプラス
特徴
スタイルプラスはペットシーツを中心に販売しているネットショップです。オムツの素材は少し硬めで分厚い仕様で給水力があります。
オムツの1枚当たりの単価もリーズナブル(一枚あたり33円)です。
サイズの目安
サイズの目安は下記の画像をご覧ください。ユニ・チャームやペティオでs表記でも同じとは限りませんので、愛犬にお試ししてみることをおすすめします。
ネット販売
参考価格:3,980円(税込)amazon 送料無料 (1枚あたり33円)
まとめ
老犬のオムツのおすすめは、お留守番など、うんちまで体を汚さず外付けの袋でキャッチしたい場合は、Peppy(ペピイ)の「うんぽパンツ」です。ただし、高価なので、コスパの良いネオオムツやマナーウェアを併用するのがおすすめです。
オムツをすると皮膚炎や膀胱炎など、デメリットもありますが、清潔にケアすることで防ぐことができます。
愛犬がトイレで失敗することが多くなってきたら、少しづつおむつに慣れさせていくと、飼い主さんが慌てて部屋の汚れや愛犬のシャワーにバタバタすることもなくてすみます。
愛犬にぴったりなオムツを生活に取り入れて、老犬さんとの貴重な時間を快適に過ごせますように。💖
ご紹介した犬のオムツ まとめ
オムツのランキングとSサイズ1枚あたりの価格をまとめたものが以下の表です。うんぽパンツはお留守番など大活躍しますが、一枚あたりの単価が高いので、場面に応じて使い分けしたいですね。
ランキング | 商品名 | Sサイズ1枚あたりの価格 |
1位 | 「PEPPY(ペピイ)」うんぽパンツ | 199円 |
2位 | ユニ・チャーム「マナーウェア」 | 61円 |
3位 | コーチョー 「ネオ・オムツ」 | 46円 |
4位 | アイリスオーヤマ ペット用 おむつパンツタイプ | 48円 |
5位 | P.one ペット用マナーおむつ | 38円 |
6位 | ペティオ「zuttone ずっとね」 | 69円 |
7位 | スタイルプラス | 33円 |