犬が薬を嫌がる時、錠剤は粉薬に、シリンジでの飲ませ方

老犬に薬を飲ませる時、愛犬が嫌がり、どうしても飲まなかったり、せっかく口に入れたのに吐いたり、一体どうやって飲ませたらよいのか、悩みますよね。

薬も体力のある時はフードに混ぜて食べていたけど、調子が悪く、ごはんも食べない時は薬を飲ませるのも一苦労します。

犬が薬を嫌がる

そんな時、錠剤を粉にして、ミルクやシロップに混ぜ、シリンジと呼ばれる注射器で与える方法があります。

 

犬にも負担が少なく、体力のない時でも確実に飲ませることができますよ。

Twitterでシリンジを使って上手に飲ませている様子がコチラです。

飲ませる時は誤嚥(ごえん)しないように、犬を抱っこせず、犬が自立した姿勢で口の脇から少しづつ与えてくださいね。

【Twitter動画の協力:ゆきのさんと心ちゃん】上手に飲ませている動画ありがとう~💛

<この記事でわかること>

1)錠剤を粉薬にする「ピルクラッシャー」

2)老犬に薬を飲ませやすい「シリンジ」(注射器)の大きさ、

3)「シロップやミルク」のおすすめ

錠剤を粉薬にする「ピルクラッシャー」

錠剤は元気のない時の老犬には飲ませにくい時があります。

砕きやすい薬の場合はスプーンなどで細かく砕くことも出来ますが、飛び散ったりして分量通り与えられないことがあります。

それに、毎回砕くとなると、面倒だったりもしますよね。

錠剤の薬を砕く容器「ピルクラッシャー」を使うと便利なのでおすすめです。

*砕いた状態の薬を出してくれる動物病院もあります。

おすすめピルクラッシャー

ナビス 薬磨り潰し 

しっかりとしていて、つぶした薬が部品に入り込むことがなく、錠剤の量をほぼそのまま与えることができます。口コミもamazonで高評価。

粉薬を溶かす「シロップ」や「ミルク」

粉薬を溶かすシロップやミルクは日ごろ愛犬が好きで飲んでいるものにして大丈夫です。

混ぜやすい液体としては、水、シロップ(砂糖水)、動物用ミルクなどです。

シロップは動物病院で出してくれるところもありますが、中身は砂糖水なので家で作っても同じです。

 

 

 

ミルクは飲んだことのあるものがお腹に優しいので、普段から犬用ミルクも少しづつ飲んでおくと良いですよ。

 

 

おすすめ老犬用ミルク

ワンラック (ONE LAC) ワンラック ドッグシニアミルク

老犬用の粉ミルクです。保存も効くし、必要な分量だけ作ることができます。日ごろから少し飲ませておくと栄養補給にもなります。フードに振りかけてもおいしいという口コミも多いのでおすすめです。

飲み薬を飲ませる「シリンジ」(注射器)

粉薬を溶かした液体は「シリンジ」(注射器)に入れて口から飲ませます。

ネットでは大小さまざまな大きさのシリンジが販売されていますが、薬を飲ませるシリンジは小さめがおすすめです。

理由は注射器の先の部分に液体が少し残ってしまうためです。大きなシリンジだと薬の入った液体がシリンジの中に残り、薬を分量通り飲ませられなくなります。

くすり用におすすめのシリンジ

テルモ シリンジ 2.5ml 

テルモの2.5mlのシリンジがおすすめです。注射器の先の部分は押し出すことができず、どうしても容器の中に残ってしまいます(画像赤で示した部分)。テルモのシリンジは注射器の先の部分が短く、飲み残しが最小限に抑えられます。

シリンジで薬が残ってしまうところ

10コセットの価格です。

まとめ

老犬が体力のない時、錠剤を砕いて、シロップやミルクで溶かして、シリンジ(注射器)で飲ませると確実なのでおすすめです。

弱っている時は薬は粉薬にして飲ませ、ドッグフードが食べられるほど回復したら錠剤で飲ませられるようになりますので、愛犬の体調に合わせて、臨機応変に。 

毎日薬を飲ませるようになってからも、数年は状態を維持できる犬がほとんどです。 体調の悪い時は無理せず、シリンジで口に流し込んであげるのがストレスがありません。

ピルクラッシャーもシリンジも安く手に入るので、持っておくと安心ですね。

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